日本中が熱にうなされている。無論、FIFAワールドカップのことだ。
例えば、報道でみる渋谷の狂乱ぶりなどは一体サッカーの何に興奮しているのか理解することもできない。日本は下馬評を覆す善戦ぶりで「もしかしたら」の可能性が高くなっていることも一因かと思う。また今回は予選リーグから強豪国が敗戦となる番狂わせが多く話題性も多い。
しかしながら残念なことに僕は、サッカーにはあまり興味がない。もちろんルールは知っているし選手の名前や特徴もTVや新聞で見る限りは知っている。今までサッカーに親しんだことがないことを差し引いても日本人男子の相対レベルから著しく興味が低いことは認めざるを得ない。
ここで「俺、サッカー興味ないし」と国民的熱狂に背を向けるのはいささか格好が悪い。自分なりに楽しみつつ、会話に参加できるよう努力してみようと土曜日は試合をちゃんと観た。20時過ぎからの試合開始であれば比較的自分も余裕を持って見られる。
ちなみに僕はサッカーの解説者がこぞって好きではない。話し方が少しえらそうなのと解説自体があまり上手ではないからだ。試合が始まると日本中が監督になるわけでTwitteerでタイムラインを眺めながら、少しでも応援してみようと頑張ってみる。
でもあんまり思い入れられなくて、全国のパブリックビューイングに入っているお客さんはみんなユニフォームを着ているけど、売り上げはどれくらいあるんだろう、とか、ブブゼラが一般化したら日本ではすぐに使用禁止になるだろう、とか、どうでもいいことばかり考えていたら前半終了。なんと両チーム無得点。普通にへー、すごいじゃないかと、と感心してみた。
しかしながら世間の評価は冷静に二分されていて、僕のようなあまり具体的に知らない層は
善戦していると感じ、サッカーに心得のある人はなめられている、と評していた。そうか、オランダは試合に勝てばいいのだから特にたくさん点を取る必要もないのか、と妙に納得してみたり。
後半に入ってすぐにオランダが得点し、選手が代わり、なかなか良いチャンスもあったのだけれど得点できずに試合終了。
結論、個人的にはサッカーは何か作業しながら観戦するのが適当。ライブで感染できないときはニュースで見れば大丈夫。週末のニュースはこればかりでしたから。消費税10%の解説とかもっと詳しく知りたかったのですが、それはまた後日の模様。
とかく、日本中のワールドカップ熱に少しは乗らなければならない。ならない、って言わなければ実はそれほど興味もないことは我ながら残念な人である。
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