年明けから10日前後でいろいろと、その年の抱負について考えることにしている。2009年はあまりにも最初から混迷を極めていたためなおざりにしてしまった。その反省も込めて2010年はこのように考えてみた。
■2009年の反省と総括
2009年はとにかく大変だった。
年明け早々に転勤が決定。仕事の引継ぎや家さがし、分譲マンションの対応、とやることが多すぎた。家族揃っての関東移住ということで環境に馴染むのにも時間を要した。
長女は小学校へ入学し、初夏に次女が生まれる。妻が慣れない環境で大変だとはわかっていても、家族への時間を潰すことが多くあった。僕もまた新しい環境で生きていくことに必死だった。
その時々で考え得る最善をとってきたつもりだったが、時に何かを犠牲にしなければならなかったことは認めざるを得ない。振り返ってみてもそれは仕方のないことだった。いろんなことがありすぎた。全体を通してみたときには良くも悪くも「本当に大変な」一年だった。
■2010年の指針
『再構築』
1.仕事をがんばらない
大阪事業所から東京本社へ転勤。商習慣はもちろん社内ルールや仕事の流れ方など、これまでのやり方との違いに戸惑うことも多く、自分のペースを掴むのに労と時間を費やした一年であった。
今年は必死だった昨年からは気持ちに余裕も生まれている。今年もまた公私や仕事の大小に関わらず、依頼された仕事は引き受けていくつもりだ。ただし自ら追い込むようなことはせず、時間や利益を最大限考慮し、効率化を徹底する。もちろんスキルアップや経験を高めるための自己研鑽には勤しむが、流れ出した仕事はできる限り現場裁量を優先していきたい。
ここでいう「がんばらない」は自分がやらなくてもできることは極力誰かに任せるという意味。
2.プライベートとの切り分けを明確にする
職業上、仕事とプライベートを完全に切り分けることはほぼ不可能に近い。ただ、どこに行くにも仕事用の携帯とネットブックを持参するのは自らを業務に追い立てている感もある。しかしながら昨年の11~12月は家庭の事情もあって、うまく業務時間をコントローすることができた。
これをできるだけ継続し、平日のアフター5や週末の半日などを可能な限り自分の時間として使えるように努力していく。せっかく東京にいるのだから日々街に出なければ。肌で感じるということは何よりも代え難い経験であるのだから。
3.中長期計画を立てる
今年33歳の学年である。36歳までの3年間について中長期計画を立てる。経済面、生活面、家族面、仕事面、趣味面、これらの五項目について目標とその具体策を練り、実践に移していく。
あらゆる意味で35歳までに成し遂げたいことがある。漠然と考えていたことをきちんと行動にうつすために3年計画を立てて詳細をブレークダウン、さらに四半期ごとに落し込み、今現在なさなければならないことを明確にしていく。日々の生活も目標も具体的にスケジューリングされている方がやりやすいことは間違いない。
■総論
再構築していくためには変わっていこうとする気概が必要である。またそれを検証する必要もある。日常の出来事を含め、世の中の動きや考えていることなんかはできる限り文章にして記録していくことが必要だ。それは手書きの日記かもしれないし、手帳のメモかもしれないし、ブログかもしれないし、Twitterかもしれない。今年は技術という点や仕事や生活からの依存度という点からもWebとの付き合い方というものについても考えていきたいと思っている。インプットしたものはきちんとアウトプットし、あらたなインプットを増やしていく。そのリズムや方法論を2010年は大きく再構築していきたい。
皆様、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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