先輩に誘われて甲子園球場へプロ野球観戦に行った。
阪神VSヤクルト戦。
球場での試合観戦は十数年ぶりだ。
改装が済んでいる甲子園球場は周辺も様変わりしている。
ユニクロのような雰囲気のタイガースショップがあった。
すでに試合が始っているにもかかわらず結構な混雑。
Tシャツやメガホンなどはもちろん、
小物類の数も豊富でそれなりに楽しめる。
残念ながら僕は阪神ファンではないので
ここで購入したものはなし。
さて、今回先輩が入手した席はいわゆるグリーンシート
バックネット裏7列目のかなりいい席だった。
久しくスポーツ観戦などしていなかったので
セキュリティの厳しさや管理面に驚く。
コンサートのような手荷物チェックがあり
ビン/缶類はここで紙コップに移し変えられるのだ。
グリーンシートなので半券提示がやたらと多い。
少し手間取ったがようやく球場内へ。
驚いたのは内観の変貌ぶりだ。
あの汚かった甲子園球場はどこに行ってしまったのか。
ちょっとしたフードコートに様変わりしている。
さらに嬉しい発見。分煙が徹底されているのだ。
喫煙コーナーはガラス戸で完全に塞がれているのだが
少し狭いようで喫煙者が溢れかえっていた。
ようやく席にたどり着く。
外野も内野もフェンスが低くなっているので見通しが良い。
バックネット裏から見渡す球場はとても気持ちがいい。
しかしながら意外と寒い。これは予想外だ。
野球を見ながらビールを飲もうと思っていたのに
これではビールどころかホットコーヒーが必要だ。
少し試合観戦をして5回表の攻撃時に食べ物を買いに行く。
売り子はあんまり来ないのだ。来てもビールばかり。
先述のとおりフードコートのようで種類は豊富になった。
結局、話題になっていたケンタッキーをメインに
肉まんや焼き鳥などのツマミを買って戻る。
寒いからビールは断念。
試合は終始タイガースのペースで進む。
先発は安藤、育成選手からスタメン入りした
外国人選手バルディリスの姿もあった。
安藤が好投し、7回まで完封ペースで試合が進む。
阪神の圧勝ペースだった。
ところが8回、安藤は疲れていたのだろう。
バックネット裏から見ているとよくわかる。
球が走らなくなり、甘いコースに打ち頃の球がいく。
ヤクルト打線も好機は逃さない。
9回にはホームランも打たれ、圧勝ムードが3点差まで詰め寄られる。
安藤から江草に交代。
バックネット裏からは藤川を出せとヤジが飛ぶ。
確かにね。せっかく来たのだから見たいところではある。
そのまま江草が押さえてゲームセット。
ヒーローインタビューは新井。
面白いことを言わないだろうと早々に退散。
電車が込み合うのを嫌がる人達ですでに駅は埋まりつつあった。
直通特急に押し込まれ、通勤ラッシュ以上の苦しさで梅田に戻る。
たまたま機会があったからではあるが、とても面白かった。
もともと野球は好きなので楽しめた。
次は自分でチケットを取って行こうと思えるほど満足。
最近のコメント