エルゴソフトは1月28日付で日本語ワープロソフト
「egword Universal 2」、「egword Universal 2 solo」ならびに
日本語入力システム「egbridge Universal 2」の販売終了を発表しました。
日本語ワープロ「egword」ならびに日本語入力システム「egbridge」シリーズはMacintoshが登場した1984年から24年の長きにわたり、ユーザの方々から高い支持を受けて参りました。
このたび、Mac OS Xにおける日本語環境の成熟などから、パッケージソフト事業を終了する時期であると判断するに至りました。
出典:エルゴソフト egword、egbridgeパッケージソフト事業終了のお知らせ
僕は今でこそWinXPユーザーですが、初めてのパソコンはMacでした。
そして初めて自分でお金を払って買ったソフトが『EGWORD PURE2』です。
当時はまだMac用のOfficeソフトはリリースされておらず、
Apple製の『クラリスワークス』は正直なところ、
とても実用性のあるものとはいえませんでした。
当時大学生だった僕の使用用途としては、まずはレポートや論文の下書き、
(今でこそ考えられませんが、当時はMacで下書きしたものを手書きで清書していた)
自主イベントのポスター制作、
(Adobe系ソフトを使うまでもないようなチラシレベルのもの)
そして日記をはじめとする書き物の記録です。
今、押入れに眠っているPerforma5420にはEGWORD PURE2で書かれた
膨大なレポートやチラシ、日記のほかにも戯曲や小説など
それこそ僕の青春の知と情熱が詰まっています。
毎回のバージョンアップは無理だったのですが、
2年に一度は最新版を購入し、ワープロソフトとして愛用していました。
Mac版のOfficeを導入してからも、書類はEGWORDで作っていました。
僕にとってはMac=EGWORDであるといってもいいでしょう。
24年の長きに渡り、Macという独自OSのために
日本語環境を整えてくれたEGWORD、EGBRIDGE。
本当に残念です。僕は決してこのソフトを忘れません。
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