東京IT新聞が2007年のIT流行語大賞を発表いたしました。
結構的を射てると感じました。まずは横綱から・・・
「iPhone、iPod touch」
今日のニュースではiPhoneはDocomoの可能性が高そうです。
個人的にはiPhoneにはあまり興味がありませんでした。
国産の携帯電話の機能性に比べればデザイン性以外の点では
劣る部分が多いと感じています。
そこにきて、iPod touchはよかった。
携帯電話としては評価できなくても、マルチPDAとしては魅力的なのです。
Wi-Fi接続できるのは本当に良いと思います。
2008年、僕がうっかり買ってしまうかもしれないものの一つです。
「ニコニコ動画」
このブログでも取り上げましたテラ豚丼事件。
若者に絶対的な支持を得るも、30代後半以降からは
「何が面白いかさえわからない」という価値観のギャップも
考えさせられるものがあったのではないでしょうか。
「PASMO」
Suicaとの相互運用によって普及が拡がるでしょう。
関西のICOKA、Pitapaはどうなっていくのでしょうか?
「Twitter」
今年、僕も始めました。
不特定多数に一言コメントを残す(閲覧する)。
これが意外に面白いものだと感じました。
SNSほど狭義ではなく、力の抜け具合というか
本当に気が向いたときだけやればいい感覚がネットらしいのかも。
「ホワイトプラン」「Android」
携帯も今年はいろいろありましたね。
GoogleのAndroid投入は個人的にも衝撃的でした。
MNP発足から1年、auの一人勝ちはいつまで続くのか。
追い上げるソフトバンクの次の一手に期待しています。
広告・宣伝ツールの視点からも携帯4キャリア(ウィルコムを含む)の
戦いは非常に面白かった。
とはいえ、社会的な負の部分もクローズアップされました。
「ネットカフェ難民」「ミクシィ疲れ・ミクシィ症候群」
難民は若年層だけでなく、リストラされた親父世代にも拡がっています。
明日のわが身とは思いませんが、
一日を生きることならそれほど苦労が必要ではなくなってきているのでしょうか。
お金はなくても夢があればいいというわけではありませんが
生き方について僕らはもっと真剣に向き合わなければなりません。
mixi も巨大になりすぎました。出会い系や犯罪の一因にもなりつつあります。
ネットでのコミュニケーションも大切ですが、その利点を踏まえた上で
電話で話し、会って話すという日常のコミュニケーションを
もっともっと重ねていくことが次世代の課題です。
その境目にいるナナロク世代。僕もその一人。
自分たちが行なおうとするコミュニケーションの形は
確かに大きな影響を与えるかもしれません。
いろいろと考えさせられる内容でした。
最近のコメント