着実に謎は深まっていく。ラスト、凶刃に倒れる郷田。25年前の自分に宛てた手紙。佐智絵の身代わりとして生きる養女サチ。壊れゆく母。謎の実業家。郷田に罪をかぶせようとする同級生。初回に起きた事件や謎は一通り解決されていき、新たな謎が浮上してくる。
今回のポイントはなんと言っても25年前に書かれた「将来の自分に宛てた手紙」である。その存在をほのめかす謎の電話にサチの母は錯乱し、そのものを発見したサチは衝撃を受ける。次週、そこに書かれていた内容は明らかにされていくようだ。同じく、郷田が25年前に将来の自分に宛てた手紙には「葛城佐智絵さんを助けてあげてください」とあった。わずか10歳の少年少女には一体何があったのか。
展開の早さと全体を包み込む臨場感に『プリズナー(ドラマW)』に近いものを感じた。少し調べてみると、音楽担当が同じ澤野弘之だった。ドラマばかり観ていると、こういうことに敏感になるのが面白い。
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