20世紀前半の芸術運動シュルレアリスムを巻き起こしたフランスの詩人アンドレ・ブルトン(1896~1966)の「シュルレアリスム宣言」の直筆原稿が21日、パリでオークションにかけられ、360万ユーロ(約5億8000万円)の高額で落札された。ブルトンは、既存芸術に疑問を抱き、無意識の世界を文章や絵画で表現するため、先入観を捨てて思いつくままの言葉を書き連ねる「自動記述法」で知られる。1924年に「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」が発表されると、世界的な芸術運動に発展、文学や絵画の世界に大きな影響を及ぼした。
十数年前、芸大生であった僕は「シュルレアリスム宣言」にひどく感動した。
美学の無意味を問おうとしたのだが、
その数年後には美学会に属するための論文を書いていた。
Artは「技術」という言葉から生まれた。
自分もいつかは芸術の世界に痕跡を残せるような仕事を全うしたい。
芸術は特別なものではないのだ。
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