先ほど、ビルの消防訓練に参加しました。
白熱した実況放送もなく、淡々と進行していく様に
事務的な印象を受けざるを得ません。
訓練したからといって、火事になったときに
適切な動作ができるとは思いませんが、
何もしないよりは違いますよね。
さて、消防署の方のお話で登場したのがAED(自動体外式除細動器)です。
ERファンとしては、ある種の憧れにも似たシーンを体現できる装置です。
出典:日本光電
例えばこんな状況・・・
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「200にチャージ、下がって!」(患者から周囲の人が離れる)
ーAEDを患者の胸に当てるー
ボン!と患者の体が一瞬跳ね上がる
-心拍数が上昇ー
「戻った、オペ室へ搬送!」
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↑こんなことを想像してみたのですが、
残念なことに一般のAEDはコンピュータ内臓で自動的に動くそうです。
つまり電圧もチャージできなければ、僕がエイッと処置することもないとのこと。
倒れている方の胸に貼り付け、AEDのスイッチを入れるだけで
自動的に適切な動作をしてくれるようです。
そりゃそうだ。一般人が電機ショックを与えられるとあれば
いろんな意味で危険ですからね。
AEDは公共施設の多くの場所に備え付けてあります。
自分の命を救ってくれるかもしれない装置であり、
誰かの命を救えるかもしれない装置です。
どこにあって、何の役に立つかは知っておいたほうが
よいのではないでしょうか。
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