本日は弊社主催のマーケティングセミナーがありました。
テーマは『最大限の成果を出すためのリサーチとROI(投資対効果)』
先日の京都産業広告研究会でも少し触れたのですが、
広告の効果測定はこれから避けて通れない課題となります。
特にWebを活用することによってさまざまなデータが収集できる以上
GRPであるとか、媒体社の発表する数字を鵜呑みにはできなくなっています。
広告会社としては自分たちの提案したメディアやクリエイティブが
客観的かつ今後の活動の指標となる数値が露になるので
なかなか積極的に取り組むには勇気が必要かもしれません。
しかし、企業と顧客のコミュニケーション活動をサポートするという
仕事をしている以上、広告の使い方がステレオタイプでは話になりません。
そこは経験と知恵を絞ってご提案していかなければならない部分で、
本日は弊社事例を交えての3部構成でした。
第一部は弊社が誇るマーケティングプランナー内海から
「クロスメディアを効果的にするリサーチとROI(投資対効果)」
というテーマで効果測定とは何をどうすればよいのか、という解説がありました。
いつもテンポよく、わかりやすいお話をしていただけるので
自分が話をするときの参考になります。
ちなみに、内海氏もブログをお持ちです。コチラ→
第二部は協力会社であるパワー・インタラクティブの執行役員である森様に
「Webマーケティング力をアップさせるアクセスログ解析と仕掛けづくり」
というテーマでアクセスログ解析で何を見ればいいのか、をお話いただきました。
GoogleAnalyticsの登場で、有償のログ解析ソフトは機能の差別化が一層進んだ気がします。
いろんなことが調べられるのはよいのですが、
果たしてそれだけの機能が本当に必要なのかどうか
例えるなら、機能満載の携帯電話が果たして本当に必要か、
といえばご理解いただけると思います。
一昔前、ツーカーが通話とメールに機能制限した機種を発売し、
そこそこ人気が出たのは記憶に新しいところです。
アクセスログ解析も傾向としては似ていまして、
企業にメリットのある機能に特化したソフトやサービスが
結局はもっとも使い勝手がよいと個人的には考えています。
営業的な話ではなく、その点からもパワー・インタラクティブのPowerROIというサービスは魅力的です。
担当クライアントにも勧めていますし、これからご提案するお客様へも是非活用いただきたいものです。
ランニングコストがかかるものには皆様なかなか慎重になってしまうのですが、
未知の資産であるアクセスログをそのままにしておくのは本当にもったいない!
いますぐでなくても、とりあえずGoogleAnalyticsからはじめてみるのもいいかもしれません。
で、第三部は弊社のマーケティング・コミュニケーション部より
「タッチポイントを意識したクロスメディア事例の紹介」
関西ではなかなかクロスメディア展開まで掴める仕事に結び付けないのですが、
東京では多くの事例があり、OOHとの連動などは
自分がやりたい仕事でもあり、少し羨ましく、
また自分ならこことここを組み合わせたい、などと考えるきっかけとなりました。
本日はお足元の悪い中、たくさんの方のご来場、
誠にありがとうございました。
今期は積極的にセミナーを開催する予定です。
何回かは私が話す機会もあると思います。
興味を持っていただけた方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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