昨日に続いて、Macの設定作業が続いている。
仕事をするための準備に準備がかかりすぎている。
繰り返すが、Macは非常に簡単だ。それは悪い意味で。
あまり考えずに直感的に操作できる反面、
いろいろなカスタマイズを行おうとすると一転して複雑な作業が増える。
昨日のBootCampでも相当悩んだのだが、今日もかなり悩んだ。
この苦労が誰かの手助けになれば幸いである。
改めて環境を確認しておく。
2.4GHz MacBook(MB403J/A)
スペックは標準のまま、HDは160GB、メモリは2GB。
昨日のBootCampで60GBをVistaに割り当てている。
今日はMacOS上でWindowsを起動させることだ。
そもそもMac導入はブラウザチェックが目的の一つでもある。
複数のOSとブラウザが一画面で比較できたほうが便利なことこの上ない。
そこで目をつけたのがParallels Desktop 3.0 for Macである。
僕はG3時代からMac上でWinを走らせることにこだわっている。
今はなきVirtualPCはバージョンが上がるたびに購入していた。
動作は恐ろしく遅かったが、Mac×Winで手軽にファイル共有できたので
ちょっとした作業でもよく利用していた。
さて、Parallels Desktop。
アチコチの評価では動作は非常に快適らしい。期待が持てる。
サイトから体験版がDLできるので、まずはそれを使ってみることにする。
インストール自体は簡単に終わり、アシスタントの指示に従ってOSのインストールに進む。
まずはXP。
僕が持っているXPはSP2ではなかったので、少しだけやり方が異なる。
このように、XPとVistaは簡単にインストールできるよう設定されているのだが、
認証が思うようにクリアできなかった。
結果、「カスタム」からやり直すことで、すんなりインストールに成功。
起動してみるとこんな感じになる↓
次に昨日BootCampにインストールしたVistaをParallelsから起動する方法を試す。
まず、マニュアルが非常に不親切だ。わかりにくい。
同じような経験をされた方のブログを参考にして面倒なことに気がつく。
Windows側にParallels Transporterという関連ソフトをインストールし、
Parallelsで起動するための準備をしてやらなければならないらしい。
Parallels Transporter のソフト入手が普通にサイトを見ているとできないのだ。
ようやく見つけたので、探している方は是非活用していただきたい。
Parallels TransporterのダウンロードURL
BootCampでVistaを起動し、上記のURLからTransporterをDLしてインストール。
Window上でのインストールは比較的スムーズに終了。
再起動してMacOS。
再びParallelsを起動し、新たなディスクイメージを生成。
こちらも「カスタム」で「BootCamp」を指定する。
Vistaはまだまだ検証中らしく、ドライブやネットワークがこのまま使えない。
Parallels Toolsという関連ソフトが自動的に立ち上がるので、
いくつものアラートを振り切ってインストールを進める。
そうやって、ようやくVistaが起動する。
当然だがBootCampに比べると動作は鈍い。
しかし、MacとXPとの共存が可能であり、単なるチェックであれば十分なスピードだ。
SafariとIE6、VistaでIE7を開いて、それぞれでインターネットに接続することができた。
これは感激である。積年の望みが適えられた。
こういうことがしたかったんだ。
さすがに3つのOSを同時に動かすとなるとパワー不足である。
ちょっとした動きですぐに画面が黒くなったり、強制終了したりする。
まぁ、Let'noteが今のところはまだメイン機ではあるので
LeopardでXPを起動させる機会は少ないかもしれない。
ブラウザチェックならParallelsでVistaを使い、
本格的な作業が必要なときは(それをMacでやるかは疑問だが)、
BootCampで起動させるといった使い分けが重要になってくる。
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