最近、広告クリエイターが本を出すことが多い。
業界人が増えたということではなさそうなので、業界が変わってきていることと
クリエイターの活動範囲が大幅に広がってきていることから
自分たちの仕事は何なのかをしっかり精査する必要があるのかもしれない。
本書は博報堂で制作部長を務めた著者が
現役時代に新人研修で話していたことが基本となっている。
「5年先からジワジワ効いてくる話」というサブタイトルのもと、かならず後々に効いてくる、という強い想いで語ったものです。新人には精神論に聞こえたでしょうが、それも計算でした。誰かが話さないといけないからです。 (はじめに より抜粋)
今年、社会人9年目を迎える僕にはこの意味が理解できるようになっていた。
確かに、他業界の方や、若い世代の方が一読すると
「わかっているけど、そんなこと言われてもなぁ、、、」という声が聞こえてきそうなのだ。
僕は(自分で言うのもなんですが)ちゃんと下積みを経てきました。
自分で仕事をする楽しさや喜びが感じj始められたのは、本当にごく最近のことです。
価値と共に意味を売る、というのが我々の仕事の本質だと考えています。
見た目のカッコよさであるとか、インパクトのある演出であるとか、
それらはあくまで手法の一つでしかないのですから。
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