少し余裕のある時期なら一日くらい休暇を取って
鹿児島/種子島をしたかったのだが、いかんせん時期が悪い。
月末はただでさえばたつくのに、決算月でもあるので処理すべきことも多い。
というわけで、25日(月)の夜に到着した鹿児島だが
飛行機の関係もあり、本日27日(水)の早朝にはあとにしなければならない。
一応の小旅行なので記録を残しておく。
25日(火)
朝一番のトッピーで種子島へ向かい、葬儀に参列。
種子島はここ数年サーフィンで有名らしい。
鉄砲伝来とロケット開発からも最先端技術が集まる離島だ。
午後には親戚の家に参列者のほとんどが戻る。
田舎の冠婚葬祭が概ねそうであるように、
例外なくここでも宴は続く。
一つ面白いものがあったので紹介しておく。
↑高崎酒造の『しま甘露』はこの地域では大変有名な焼酎らしく
写真のとおり、すでに水割りにされたペットボトルが存在する。
僕は焼酎を飲まないのだが、このペットボトルは少し衝撃的だったので
宴席に並んでいたいくつかを頂戴し、持ち帰る。
酒好きの総務部長と先輩コピーライターにお土産とする。
夕方17時半のトッピーで鹿児島へ戻る。
父親は先に飛行機で種子島から鹿児島へ戻り、乗り継ぎで大阪に戻るという。
どうしても翌日は朝から仕事に出なければならないらしい。
僕とてそうしたいのはやまやまだが、飛行機代を考えても
鹿児島で一泊する方が良い。母親も自分と同意見であり、今度は母親と鹿児島へ。
再び市街地である天文館へ。
昨日とは違うホテルをケータイの楽天トラベルで検索。
夜遅くとも当日予約がネットでできるのは嬉しい。
移動が多いときには大変便利だ。
今日は値段も安く、大浴場もあり、高速LANがあって朝食がつけられるホテル法華クラブ鹿児島へチェックイン。
ビジネスホテルとはいえサービスの良さは昨日の比ではない。
部屋も広くてきれいであり、満足であった。
なんといってもネットが早い。驚くべきスピードだった。
日頃、ブロードバンドに慣れているつもりであったが
まだまだ体感できる違いがることを身をもって知る。
葬式後の宴席で出された仕出しを頂いたので、夕食はそれで済ます。
電話やSkypeで大阪と連絡を取りながら仕事の段取りをつけ、
母親と鹿児島の街へ出る。みやげ物を探しに出たのだが、
市街地すぎてそれらしい店舗は見つからない。
少し疲れたので、ミスタードーナツで休憩し、
高速バスの乗り場を確認してホテルへ戻る。
大浴場で少しだけ疲れを癒し、部屋で再びPCに向かう。
モバイルとケータイがあれば仕事の90%は何とかなる。
それがいいか悪いかはわからないが、今回に限って言えば
各方面への迷惑は最小限で抑えられたのではないかと思っている。
26日(水)
やはりケータイサイトでANAのチケットを購入。
朝食を取ってから午前8時発の高速バスで空港へ。
9時半の飛行機にチェックインする。
何せ普段から飛行機に乗りなれていないくせに
調子に乗ってケータイでやってしまったものだから、諸々の手続きに戸惑う。
結局グランドホステスの助けを借りることになってしまう。
トホホホホ。
さて、一昨日はJALに乗り、帰りはANAだったわけだが、
単純な皮膚感覚で判断すると、個人的にはJALのほうがサービスが高いように感じる。
空港での対応や、CAの動きなどを比較すると
どちらも優れてはいるのだが、JALのほうが「行き届いている」感があった。
しかし、残念ながら飛行機は断然ANAの方がいい。
JAL機はプロペラで狭かったのだが、ANA機はジェット機で安定していた。
乗っている時間もANAの方が短かった。
(これは行きと帰りの問題でもあるかもしれないが)
昼前には伊丹空港へ到着。
いくつかの急を要す電話が入っていたのでとりあえずそこで対応。
着替えなどの荷物が多かったので、一度家に帰る。
春休み中の娘と一緒に昼食を食べて、出勤する。
全国出張が多い仕事をされている方はきっとこんな生活が
日常的に続いているのだろう。これは大変だ。
物理的な距離の移動と疲労度は比例するといった話を聞いたことがあるが
それは確かにそうだと実感することができた三日間であった。
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