口にすれば、やる気は一瞬でよみがえる。 生き生きと仕事をしている人たちには、共通の口ぐせがあります。それは、結果を出し続けるために自らの「やる気」をマネジメントし、まわりの人の「やる気」も上げることばです。「私、いま、乗っているんですよ」「人と違っててよかった」「私がやっておきます」など、2万人のやる気を分析した著者が、効果抜群の口ぐせを紹介します。
出張の際、新大阪駅のBooks Kioskにて平積みになっていたので購入。
読みやすく、東京までの往路で読みきることができました。
内容はいたってシンプル。
成功している人の口ぐせをワンフレーズで捉え、
その言葉が持つ力を紹介しています。
言葉の持つ力は僕も実感しています。
「将来なりたい姿」や「欲しいもの/こと」はできるだけ声に出したり、
紙に書いたりするようにしています。
事実、それで目標が近づいてきたり有益な情報が手に入ったりすることは多いのです。
言霊とはよく言ったもので、発した言葉は生きているのです。
僕が書き言葉にも話し言葉にも人に注意するのは
適当に言葉を使っていることに対する者への苦言かもしれません。
それだけ自分がちゃんとした言葉を持っているかと聞かれれば
自信を持って頷くことはできないかもしれません。
でも考えて気を遣っていることは確かです。
この本で紹介されているフレーズの多くはポジティブな言葉です。
「私がやっておきます」、「いっしょにやりましょう」、「やってみます」、などなど。
なるほどと思ったのは、口に出すことでイメージトレーニングから
現実化させていくフレーズです。
「ぼくがきたからには、もうご安心ください」
「私の強みは三つあります」
「私、いま、乗っているんですよ」
なかなか正面きって言える言葉ではありませんが
口に出してみるとスゴイ人らしく聞こえます。
言葉が自分を奮い立たせるのでしょうね。
もちろん全てのフレーズが効果を上げるとは限りません。
その人が持つキャラクター性もあります。
モデリングしてみて効果が感じられた言葉は
どんどん自分のものにしていきたいものです。
最近のコメント