娘の幼稚園で生活発表会があった。
合唱、合奏、劇。
三学期になってからこの発表会のために来る日も来る日も練習を重ねていた。
どこもそうなのかはわからないが、先生の指導は厳しいようで
うちの娘も登園拒否直前のプレッシャーを感じていた様子。
娘は年中なのだが、今年度から入園したため
年少から上がってきた子に比べるといろいろと戸惑いもあるのかもしれない。
今日は保護者同伴での登園(いつもは幼稚園バス)。
駐車場が少ないので自転車で行くことにした。
あいかわらず早朝から席取りをする親は多いようで
開場前には早くも長蛇の列があった。
うちはビデオもないし、カメラは望遠レンズもあるので
会場にさえ入れれば後は何とかなるだろうと踏んでいた。
ところが意外と会場は空いている。少し拍子抜け。
ちゃんと椅子席に夫婦分確保できたので開園を待つ。
9時半からプログラム開始。
まずは娘のクラスの合唱/合奏。
合唱はまだしも、合奏はやっぱり難しい。
先生は大変だなぁ、と感じる。
そうそう写真を撮らなきゃ、とカメラを構えるも
前の人の頭が邪魔でさっぱり撮れない。
しまった、後ろの立見席でスタンバっておけばよかった!、と
後悔しても時すでに遅し。
中腰になることさえできず、
人と人との間を突いて写真を撮るが散々だ。
トホホホホホ。
年少さんや年長さんの演目が続き、観客として楽しむ。
途中でポジショニングを確かめたり、他のクラスで練習したりしながら
再び娘のクラスの出番。今度は劇だ。「おむすびころりん」
娘はおばあさんの役なので前半の登場回数が多いはず。
位置もバッチリ、さぁ出て来い! と気合を入れて臨む。
腰を曲げて歩いたりゆっくり台詞を言ったりする動作が
すごくかわいらしく、わが娘ながらうっとりする。
こういうのを親ばかと呼ぶのだろうが、
ここに集まった者ほぼ全員がきっとそうなのだ。
他のキャストもちょっとした演出が面白く
幼稚園の発表会にしては充分に堪能できた。
その日はがんばったご褒美も兼ねて外食。
江坂のカプリチョーザでランチ。
娘はやりきった満足感よりも、もう練習しなくていいという解放感が強い様子。
幼稚園を辞めたいとまで言っていたのだからそれも仕方ないか。
この子は大きな行事の前後になると大抵体調を崩す。
今回もこの安堵感が体調不良につながらぬことを祈るばかり。。。
最近のコメント