トヨタホームの工場見学会に参加してまいりました。
集合場所は万博公園の住宅展示場。
花博住宅展示場を経由してきた高速バスが到着し、
午前8:30に万博公園住宅展示場を出発。
一路、愛知県春日井市の工場を目指します。
バスの中で最初に配られたのが「お菓子の詰め合わせ」です。
僕は妻と幼稚園児の娘の3人で参加したのですが、
一人づつに結構な量のお菓子が配られました。
遠足気分です。
トヨタホームのパンフレットもここで配られました。
日曜の朝とあって高速道路は空いています。
気がつけば京都を超え、滋賀を過ぎ、
あっという間に多賀SAに到着。
トイレ休憩を挟んで、お昼前には春日井工場に到着しました。
ふれあい館という綺麗な建物に案内され、
しばらくは展示コーナーを自由見学。
展示コーナーといっても住宅設備メーカーが
スタッフを出しているので小さなイベントのようです。
IHヒーターの説明と、自動洗浄トイレの受けました。
セールス色が強くないのが好印象でした。
さて、お昼になると食事が用意されています。
旅館の食堂のようなところで、豪華弁当がならんでいました。
ひつまぶし、天むす、と「あぁ、愛知に来たのか」と
なんとなく実感させられました。ちなみに娘には海老フライ。
さぁ、午後からようやく工場見学の始まりです。
まずやってきたのは検査棟。
これは強風発生器です。
風速30メートルを体感しました!息ができません!
建物の中にはマスコミや識者を招いての公開検査をクリアした
モデル家屋がありました。東海地震と阪神大震災を数十回被災したのと
同等のダメージを与えられているのですが、
見た目には外装部分のみの被害であり、建物そのものには
致命的な損傷はないそうです。
スゴイですね。
で、次にやってきたのが生産ラインです。
トヨタホームは実に建築の85%を工場で行うそうです。
家は現地で建てるものだろうという概念が覆されました。
トヨタ自動車のものづくり精神がきちんと踏襲されており
安全、安心、高品質の仕事が行われているのです。
例えば屋根や床下作業は危険を伴います。
工場では安全かつ確実な方法で作業を行え、
かつ品質を保てるというのは大変効率的だと感じました。
おうちはユニットと呼ばれる部屋のような
パーツに分けて組上げていかれます。
ラインに部屋やお風呂が並んでいるのは面白いですね。
それぞれが内装の手前程度まで工程を踏んだところで出荷(?)です。
現地に運ばれてわずか45時間程度で全ての工事が完了するそうです。
(もちろん事前に基礎工事は行われています)
この基礎工事についても高い基準があり、使う材料一つとっても
ものづくりのトヨタであることが随所に感じられます。
工場見学後はゴルフレッスンやアロマ教室などのお楽しみもあり、
休日を寝てすごすよりも充実した時間であると感じました。
帰りのバスではビンゴゲームもあり、本当に遠足気分です。
もっとも印象に残ったのがまったくセールスがなかったこと。
顧客満足度はこういうふうに形成されていくのでしょう。
すっかりトヨタホームに魅了された一日でした。
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