「富士山はどう動かしますか?」「日本全国に電柱は何本ありますか?」・・・・ 今、マイクロソフトなど外資系人気企業の面接でこんな質問が投げかけられています。正解を求めているのではなく、問題解決に向けて応募者の「地頭力」(じあたまりょく)を試すためだといいます。単に詰め込み型の勉強をした「受験頭」や、情報をカット&ペーストしただけの「ネット頭」ではダメ。「どう考える人間なのか」を知る一つの方法であり、問題を俯瞰し、分析し、推理する総合力が試されるのです。 これらの問題に、日本を代表する知性、メディアを席巻するタレントらが挑みます。実際、企業の採用担当者がそれらを目の当たりにしたとき、誰を欲しいと思うのでしょうか?出典:NHK 番組たまご
以前から楽しみにしていた『ソクラテスの人事』を観た。
Yahoo!、マネックス証券、バンダイ、マッキャン・エリクソンの入社試験を
クイズの得意なタレントや現役大学教授、さらには鬼才・中島信也など
バラエティに富んだ面々が回答していき、
実際に企業が欲しいと思う人材を発表するというもの。
ネット、IT、メーカー、広告と自分に近しい企業ばかりだったので楽しみながら
少し真面目に考えてみたりもする。
中でも面白いと思ったのがYahoo。
「ロングヘアの男性が増えると牛丼が98円になる」を論理立てて説明しなさい、
いわゆる「風が吹けば桶屋が儲かる」理論の展開である。
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ロングヘアの男性が増える
↓
再びヒッピーが流行し、みんな働かなくなる
↓
デフレとなり安いものしか売れなくなる
↓
牛丼が98円になる
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これが僕の答え。
一般的にはシャンプーや整髪料など髪に関わる展開をする方が多いらしい。
論理的かつ発想力のある人間は、正に21世紀型だ。
もちろん発想力を強めるために知識と教養は必要なのだが、
インプットされたものをしっかり咀嚼してアウトプットできるかが
これからのビジネスマンに求められるスキルなのだろう。
自分を振り返るよい機会にもなった。
今後も続けて欲しいなあ。
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