更新が滞っている。時間と体力が足りない。
いや、時間は創造するものだから足りなりというのは語弊がある。
正しくは「上手く配分できていない」のだ。
ここ1~2週間、慢性的に体調が悪い。
熱などの症状があれば分かりやすいのだが、根本的に体力がついてこない。
偏頭痛と首・肩のコリがひどく、追い討ちをかけるように鼻炎が悪化。
いよいよあちこちで冷房が稼動し始めたので空調のせいかもしれないが。
閑話休題。
ブログに限ったことではないのだが、日常のいろいろなことが滞っている。
タイトルどおりで、それを「仕事が忙しいから」とは言いたくはない。
要は優先順位の問題で、それぞれのタスクにどれだけの時間が必要なのかという
算数を元に、時間配分やスケジュール調整を行うべきであるからだ。
「忙しいからできない」と言ってしまうことは簡単だが、
それはつまり自らの能力の限界を示すことに他ならない。
もちろん仕事して、ビジネスとして引き受けている以上は
パフォーマンスの高いものを提供していかなければならず
何かの焼き直しや、流用などはもってのほか。
ひとつひとつについて可能な限り時間と知識と経験則を詰めこんで
最適な提案をし続けなければならない。
それが受け入れられるかどうかは別問題として、客観的かつ
ユーザー視点での物言いを忘れないように心掛けているつもりだ。
ただ、それを実行し続けるためには生活者としての「普通の感覚」が必要だ。
常に提案側(企業の問題を解決する側)に立っている以上、
その「製品」や「サービス」に対する感覚が一般と離れてしまうことがないよう
普段からニュートラルな状態をもてるように生活している。
「普通の感覚」というのはとても抽象的で、そもそも「普通の人」なんてどこにもおらず、
ある事象に関する反応のマジョリティの感覚をそれと指す場合が多い。
広告業界の人間は下手にマスコミとのかかわりが強いため、
妙に専門家ぶったりひねた見方をする場合が多い。
クリエイターと呼ばれる人種は特にその傾向が強い。
僕はどうしてもそれが嫌で、単純に面白いとか単純にカッコいいとかいう感覚を
いかに具体的に(それは技術的な問題ではなく、マジョリティの意識として)説明できるかを
生業に選んでいると思う。思い返せば大学時代に美学を真剣に勉強したのも
同じような理由だったからかもしれない。
そろそろ電車を降りる準備をするのでまとめ。
最近は時間の配分が上手くできていない(仕事が忙しいを理由にしない)。
そのために偏った考えに凝り固まっている危機感を感じている。
それを打破するためにまずは余裕を取り戻し感覚をニュートラルに戻す必要がある。
書きながらそこまでを確認してみるも、なかなか実行できていない。
さて、次の時間だ。
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