パソコンがただの箱になる瞬間

僕は普段からLet's noteを愛用している。
企画制作の仕事をしている割には外出する機会が多いのでとても重宝している。
小さいし軽いし、バッテリーの持ちもいい。
今日は、そのLet's noteが機能しなくなった話。

前々日の記事に書いたとおり、その日は夕方から打合せがあった。
クライアントの会議室で打合せを行い、そこでももちろんLet's noteを開いていた。
その日は食事に出て、深夜に帰宅。　翌日は休日で出かけていたので気がつかなかった。
今日、いつものとおり5時半に起床、
メールチェックとブログの更新をしようと起動したときに、ようやく気がついた。
ACアダプタがないのだ。

Let's noteはバッテリーが長持ちするのが自慢だが、
さすがに前々日に長時間使用していたので、残量は1時間を切っていた。
ヤバイ。まずい。
クライアント先に忘れてきたのは明らかなのだが
問題は取りにいくにしても片道70分程度かかる。
午前中には結構重要な打合せが控えていたので
最短でも取りに行くのは午後になるのだ。。。

とりあえず早く会社へ向かう。
同じ機種を使う後輩のACアダプタを借用し、電源も落として充電に努める。
その間、いつもチェック用にしかつかっていないiBookにてメーラーを設定。
ちなみにEntourageと迷ったが、後々の運用も考慮してThunderbirdにしておく。
Gmailでいいだろうという方がいるかもしれないが、
やはりメーラーは専用ソフトがあるに越したことはないのだ。
大体、僕の仕事のおおよそ半分はメールがあればなんとかなる。

というわけで、午前中はMacを駆使して何とか乗り切り、
その間に充電していたLet's noteを引っさげて午後一で阪急電車に飛び乗る。
運よく座れたので、元気になったPCで作業途中のデータを進めていく。
70分かけて二日前に来たばかりのクライアント先へ到着。滞在わずか2分。

その後、同じ京都市内にあるシステムベンダーを訪問し、
進行中の案件や、新期以降の決定案件について
スタッフィングや進行方法を詳しく打合せ。
ようやく会社に戻るとすでに20時。
今月は期末とあって納品が多い。土日も可能な限り頭を回転させ、
週明け以降に滞っているものを一気に進行させなければ。

そういう意味でも、今日のACアダプタ事件は痛かった。
自分ではPCがなくても仕事ができる自信はあるのだが、
報連相のほとんどがメールで飛んでくる。
つまり、その自負も実際のところ独りよがりでしかない。
結果的に自分が仕事を停滞させる原因になってしまったことは痛恨の極みである。

しょせん機械、されど機械。使うも使われるも扱う人次第。
いやはや今後は「うっかり」忘れないように本当に気をつけよう。