久しぶりに「野島伸司のドラマを見た」という印象を受けた。
珍しく野島氏が放送前にメディアに向けてメッセージを発したことでも注目に値する新ドラマ。
『薔薇のない花屋』の第一話を見た。
全編に漂う曇り空、そして雨。回想と憎悪、過去への償い、やりきれなさ、
まさに野島伸司の世界だ。これを待っていた気もするし、
これは月9では重いのではないかという気もする。
個人的に好きな女優でもあるからだが、竹内結子はよかった。
ドラマであるから少し現実離れした感覚は否めないが
彼女の持ち味である芯の強さと女性らしい弱さが上手く見せられているのではないだろうか。
香取慎吾は第一話だけでは評価しづらいのだが、
予想していたほど違和感はなかった。
三十代の男(父親)を演じさせるのは、意外と正解かもしれない。
物語がどう展開していくかも含め、しばらくはゆっくり鑑賞してみよう。
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