オーバーチュア顧客情報がWinny流出 「拡大防止のため詳細非公表」:ITmedia
この期に及んでまだWinnyか、と。
今回はかなりの規模で顧客情報が流出しています。
かくいう私の情報も流れたようです。
とあるクライアント様のオーバーチュア管理をしているのですが、
今日、「お客様情報の流出に関するお詫びとお知らせ」というメールが来ました。
Newsの本文にもあるとおり、
「詳細を公表すると、その情報をヒントにファイルを探し出す人が出てきて流出の被害が拡大する恐れがある。IPAが公表した資料などを参考に、詳細を公表しないことに決めた」
そうかもしれませんが、違和感を感じます。
ネット社会のリスクを考えての非公表なのかもしれませんが、
メール一つで終わりにするつもりなのでしょうか。
これを不誠実ととるか、正しい対処と取るか。
判断は微妙ですね。
今回は正に当事者だけに複雑な心境です。
クレジットや口座番号は漏れていないとしていますが
漏れてしまっているのでは?と疑心暗鬼になってしまうのが人の性です。
迷惑メールが増えたりすれば、これが原因だと考えたくもなります。
このまま報道は小さいままなのでしょうか、
Webの力を知っているブロガーの皆さんはどう感じているのでしょうか。
僕は結果的に漏れたという事実がある以上、
メール一本ではなく、せめて手紙の一つでも来ないものかと思います。
電話は無理にしても、不安や心配をケアしようとする姿勢は
見せていただきたいものです。
キーワードや入札価格などの企業秘密が流出したという情報もあります。
公表しようがしまいが被害・損害を被った事実は変わりません。
毎日新聞に見つからなければそのまま何も無かったかのように
済まそうとした意識は信じられませんね。
投稿情報: 通りすがり | 2007年11 月21日 (水) 00:12
>通りすがり様
コメントありがとうございます。
キーワードと入札価格が漏れているとすれば事態は深刻ですね。
漏れてしまった事実は責めても戻らないのですが、
おっしゃるとおり、企業としての倫理感が問題です。
この問題、深刻化すると思います。
投稿情報: 21310 | 2007年11 月21日 (水) 01:09